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コラム|“歪み”と“変形”の違いについて

  • 首が傾いている!
  • 肩の高さが違う!
  • 骨盤が出っ張ている!

その他、「私の体、歪んでる?」と
気になった事はありませんか?

当院でも「歪み改善」をご希望の皆様から
多くのご質問を頂戴するのですが
一部、当院の施術では
改善が期待できないお体の状態がございます。
それが「変形」です。

今回は「歪み」と「変形」の違いについて
お話をさせて頂きます!

「歪み」とは?

「歪み」とは、動けるハズの関節が
同じ姿勢や、同じ状態を継続することにより
その場所で固まってしまった状態を指します。

例えば「首が傾いている」は
首を傾けた状態を
長時間、継続してしまったために
その場所で首の関節が固まってしまった状態の事を
「首の歪み」と、捉えます。

「肩の高さが違う」も同様に
背中を側弯させた状態を続けたことにより
その場所で背骨の関節が固くなり
肩の高さが違くなってしまった状態で
「背骨の歪み」と捉えます。

「骨盤が出っ張っている」も同じく
骨盤の使い方に左右差があり
その状態を継続したことにより
骨盤の関節が固くなり
骨盤の出っ張りを感じる状態で
「骨盤の歪み」と捉えます。

その他の歪みとしては…

  • ストレートネック
  • 猫背
  • 腰猫背
  • 反り腰
  • 機能的側弯

などが代表的な歪みかと思います。

このように「歪み」とは
本来動けるべき関節が
同じ姿勢を継続することにより
関節が固くなって発症する症状で
関節の動きを改善してあげれば
歪みの改善も期待できます!

【補足(1)】
歪みの改善には筋肉の凝り、
「筋肉の固さ」改善も大切になります。

【補足(2)】
歪みが改善された状態を継続するには
日常生活の改善も大切です!

「変形」とは?

「変形」とは言葉の通り
骨や関節周辺の形が変わってしまった状態です。

例えば・・・

  • 変形性膝関節症
  • 変形性股関節症
  • 変形性腰椎症

など・・・

他にも、構造的側弯症と呼ばれる
変形を伴う側弯症など…

上記症状は
骨、関節周辺の形が
何らかの原因により
変わってしまった状態ですので
整体で改善することは出来ません。

なお、上記症例とは別に
コンタクトスポーツ、
例えば格闘技やラグビーなど
激しく体がぶつかり合うスポーツによる
骨格のズレや、
交通事故など
外からの強い衝撃による
骨格のズレも
「変形の範囲内」となり
整体で改善することは
出来ないと考えております。

今回、「歪み」と「変形」の違いについて
お話をさせて頂きましたが
わかりやすく、お話が出来ていましたでしょうか?

一番大切な要点としましては
「歪み」は改善の余地があるという事と
「変形」は改善が難しいという事です。

正直な所、ある程度年齢を重ねられた方、
具体的には60歳以上の方を施術させて頂きますと
「これは歪みではなく、変形かな…」と感じる方が
増えてまいります。

そして変形してしまった骨格とは
悪化、進行をさせないように
ご注意いただきながら
上手に付き合って頂く必要があると
当院では考えております。

もちろん、骨格が変形していても
整体の施術は出来ますし
変形により引き起こされている症状、
例えば「腰痛」や「膝の痛み」への施術も
適応範囲となりますが…

変形の予防や、進行悪化の予防には
「適度な運動&体操」「バランスの取れた食事」
「日頃の姿勢」「適度な休息」「適正体重」などが
重要だと考えております。

上記5点は
日々、健康にお過ごしいただくためにも
非常に大切な生活習慣となりますので
是非、出来るところから意識していただき
改善が必要な項目は、
出来る範囲から改善をしてみてください!!

適応範囲となります。

「歪み」と「変形」の判断について、
正確な判断、診断はお医者様にしかできませんが
アドバイスの範囲であれば
整体の適応範囲となります。

「病院に行くような症状は無いけれど
私の体、歪んでる?
それとも変形してしまっている?」と
不安に感じている方がいらっしゃいましたら
お気軽にご相談ください(#^^#)

当然ではありますが、お医者様の診断と
病院での治療が必要と感じる方には
病院への受診を進めさせて頂きます!