「頭に手」の首のストレッチがNGな理由
前回、2024年12月17日に公開した
首に関する「きしん通信」でお伝えした
下のイラストのストレッチについて…

「なぜNGなんですか?」
と、ご質問を頂戴しましたので
お返事をさせて頂きます!
- 「頭に手」のストレッチは、
首が凄く伸びる感じがするのですが
ナゼNGなんですか? -
首の骨(=頸椎)を痛める可能性があるからです
詳細

最初に、少しだけ専門的なお話をさせて頂きますが
上記イラストの首の動かし方、
首を横に倒す動きを、首の側屈と言います
この首の側屈の動きの
一般的な可動域、動かせる範囲は
だいたい50°と言われてます
参考文献
PT・OPのための測定評価|ROM測定(第2版)P13
頸部(首)側屈:参考可動域⇒50°
ちなみに50°って↓の赤線と赤線の間くらいです


上記イラストは50°よりは
少し少なめですが…(;^ω^)
NGのイラストは50°を超えてそうな
首のストレッチになっているように感じます
基本的に首を横に倒して行うストレッチは
首から肩にかけて走行している
筋肉を伸ばしたいのですが
NGのような手を頭に乗せて行うストレッチは
首の関節の可動域以上に動かしてしまう可能性が高いので
当院ではNGとお伝えしております
まとめ
せっかく「健康のために!」と
始めた体操&ストレッチで
怪我をしてしまう方がいらっしゃいます
運動・体操・ストレッチをされる事は
健康のためには非常に重要ではありますが
間違った方法で体操・ストレッチをしてしまうと
怪我の恐れも高まります…
なかなか難しいところもございますが…
無理の無い範囲で、
正しい体操・ストレッチを継続してみて下さいね!
適応範囲となります!
首の体操・ストレッチ指導は
当院の適応範囲となっております!
気になる方は
お気軽にご相談ください!