猫背・巻き肩の「首回し」はNG?
- 首に痛みがあり、整形外科を受診
首の「体操 or ストレッチ」について質問したところ…
「猫背・巻き肩の方が首の体操・ストレッチをすると
首を痛める可能性が高いのでNGです。
先に猫背・巻き肩を改善しましょう!」
と、言われたのですが…
首痛いし、固まってくる感じがするので
首を回したくなっちゃうんですよね…
それでもヤッパリ、
整形の先生が言うように「首回し」や
「首の体操・ストレッチ」はNGですか? -
猫背・巻き肩での「首回し」は
私もお勧めできません…
が…、、、
あまり難しく考えずに、
ラジオ体操で、様子を見てはいかがですか?
他にも、「猫背・巻き肩」と「首の痛み」
両方に効果的な体操・ストレッチの
適度な継続がおススメです!
詳細
「首の体操」NG!と言われた理由
猫背・巻き肩での
首の可動域(=動かせる範囲)制限については
2023年11月17日のコラムでお話させて頂いておりまして
詳細は、『「猫背」は首が回らない…?』を
ぜひ、ご覧頂きたいのですが…
猫背・巻き肩の状態では
「首の可動域=動かせる範囲」が
大きく制限されてしまいます。
首の可動域が制限されている中で
「首の体操・ストレッチ」をしてしまうと
関節への負担が大きくなり、
頸椎(=首)に関連する疾患へ繋がる可能性が高くなるため
整形外科のお医者様は
首の体操・ストレッチをNGとされたのだと思います
「OK!」な体操・ストレッチ♪
当院の考えとしましては…
「猫背・巻き肩の方でも
OKな体操・ストレッチはあります!」
猫背・巻き肩でもOKな体操・ストレッチは
背中や肩甲骨と同時に行える首のストレッチ♪
ラジオ体操の中で
「大きく胸をそらせて~!」という動きがありますが
胸をそらせる際、自然と頭も後ろへ行き
首の前側のストレッチになっていると思います
基本的には上記のようなイメージで
胸をそらせて、肩甲骨を背中で寄せながら
首を動かして頂ければ、首への負担は大きく軽減できます!
ラジオ体操の他には
次のような体操・ストレッチもお勧めです♪
1、首の前側のストレッチ!
- 後ろで手を組みます
- 胸を開きながら、背中側で肩甲骨を寄せます
- 出来る範囲で、後ろの手を上げていきます
- お尻を後ろへ突き出します
- 頭を後ろへ倒し、首の前側を伸ばします
※、そのまま首を横に倒すと、首の前側面も伸ばせます!
イラストでのイメージ♪
2、首の側面のストレッチ!
写真例・右首の場合
- 後ろで手を組みます
- 軽く胸を張り、良い姿勢になります
- 頭を左に倒していきます
- 右肩はそのままで、左肩だけ下げていきます
※、左首は反対の動きで大丈夫です!
これはNG!
手を使った首のストレッチはNGです!
まとめ
猫背・巻き肩は、首の動きを大きく制限します
その状態で首回しや、首の体操・ストレッチをすると
首を痛めてしまう可能性がありますので
しない方が良いのですが…
胸を張り、背中を伸ばした姿勢であれば
首の体操やストレッチは、
首を痛める可能性は低いです!
ぜひ自分自身の体と対話をしながら
無理の無い範囲で、
体操・ストレッチを継続してみて下さいね!
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首のストレッチ・詳細は近日中に公開予定です!
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適応範囲となります!
首の痛み改善や、体操・ストレッチ指導は
当院の適応範囲となっております!
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