「肩」を「上げる」時の注意点!
「肩が上がらない」と、ご相談を頂いた際、
次のように肩を上げる方がいらっしゃいます。
実はこの上げ方、
肩の上がる範囲は耳の横くらいが限界で
「もっと上げよう!」と頑張ったり
この上げ方を体操やストレッチに取り入れると
「怪我をしてしまう」可能性もありますので
肩を上げる時には、ご注意ください!
写真説明
体を正面に向けた状態で
4パターン、撮影しました!
肩が上がっている高さ、
肩関節の可動域をご覧ください。
なお、写真の動さをマネされる際は
怪我の無いよう、
無理の無い範囲でお試しください!
手の平を体側
コチラは最初にもご案内した
手の平を体側に向けて
腕を上げている写真ですが…
実は、この状態では
あまり腕が上がりません。
手の平を外側
コチラは手の甲が内側で
手の平を体の外側に向けて
腕を上げている写真ですが…
この状態ですと
シッカリと腕が上がります。
しかしながら、
腕を下げている状態の時、
腕を体の横まで下げる事は出来ず
体と腕の間に隙間が空いてしまいます。
手の平を前
コチラ手の平を前に向けて
腕を上げている写真ですが…
この状態ですと
シッカリと腕が上がります。
しかしながら、
腕を下げている状態の時、
腕を体の横まで下げる事は出来ず
体と腕の間に隙間が空いてしまいます。
手の平を後ろ
コチラ手の平を後ろに向けて
腕を上げている写真ですが…
この状態も
あまり腕は上がりません。
大切な注意点!
肩関節の可動域には
個人差がございます。
また、良い姿勢と猫背姿勢、
背中を反らせた姿勢でも
肩関節の可動域は変わりますので
ご注意ください。
まとめ
今回の肩の上げ方ですが
日常生活で肩を横に上げていく機会は
少ないかと思います。
しかしながら
「肩こり」や「腕の痛み」を感じた際、
肩の体操を意識し始めた方から
「あれ?、肩が上がらない…」と
ご相談を頂いた時に
肩の上げ方を見せて頂くと
今回のように上げる方が
意外と多くいらっしゃいましたので
お話をさせて頂きました!
肩の体操やストレッチをする際、
肩の動きを確認される時などに
お役に立てましたら幸いです(#^^#)
適応範囲となります。
肩関節を含めまして
体の動かし方に関するご相談は
当院の適応範囲となっております。
日常生活で気になる事がございましたら
お気軽にご相談ください!