コラム|体を柔らかくするストレッチ

前回のコラムにて
ストレッチへ求める効果として
次の5つを上げさせていただきました!

  • 運動前の準備体操
  • 運動後の整理体操
  • 体の柔軟性を高める
  • 肩こり・腰痛の改善
  • 体をリラックスさせる

今回は上記5つの中から、
「体の柔軟性を高める」ストレッチについて、お話させて頂きます

ストレッチを続けているけど、
効果を体感できない皆様の
お役に立てる情報がございましたら幸いです

大前提とショートアンサー!

  • 毎日のストレッチを3カ月継続
  • 「イタ気持ちいい」強さで伸ばす
  • 伸ばしたら「30秒キープ」を2~3セット繰り返す

ストレッチで体を柔らかくするためには
「筋肉を長くする」事が必要で
毎日の継続と、適切な力加減や
適切な時間とセット数が大切です

その上で、
適切なストレッチ効果を得るためにも

「準備運動を大切にしましょう!」

と、いう事が今回のお話です(;^ω^)

体の柔軟性を高める方法

体を柔らかくしたくて、ストレッチを継続しているけど
体が柔らかくならない理由は…

準備 運動 不足かも…

コチラは当院の経験上、もっとも多い理由です

実は体を柔らかくするストレッチには
準備運動も大切で、
準備運動の有無により、効果が大きく変わります!

体を柔らかくするために…

そもそも論ではありますが
ストレッチで体が柔らかくなる理由についても
誤解をされている方が多いので、お話をさせて頂きます

ストレッチで体が柔らかくなるために
一番意識をしていただきたいポイントは…

「筋肉を長くする」ことです!

多くの皆さんが
ストレッチで体が柔らかくなる理由として

ストレッチの継続 ⇒ 今までより筋肉が伸びる!

と、考えていらっしゃいますし
結果としては、間違いではないのですが…

筋肉を「ゴム」のような組織と考え、ストレッチを継続する事で
「ゴムが柔らかくなって、伸び縮みが大きくできる」
ようなイメージで、筋肉も柔らかくなると考え
ストレッチを継続されている方も多くいらっしゃいます

実は私も施術中、
「筋肉はゴムのように伸び縮みする組織」と
例え話をしている事もありますが…

ゴムのような筋肉の伸び縮み
「硬い・柔らかい」は、次のような話の範囲となります

  • 体が冷えている ⇒ 筋肉が硬い
  • 体が温まっている ⇒ 筋肉が柔らかい

コチラは「ストレッチで体を柔らかくする」という話とは
別の範囲での「体の柔らかさ」となります

ストレッチで体を柔らかくする!

を、目的とされている方の場合
体が冷えた状態でストレッチを開始し
ストレッチ終了時に体が温まって
体が柔らかくなってきても
元々持っている筋肉の長さの範囲でストレッチをしていると
十分なストレッチ効果は期待できません。。。

ストレッチの際は準備運動を行い、
元々持っている体の柔らかさを取り戻してから
ストレッチをし、ストレッチ効果を高めましょう!

補足:ストレッチで筋肉が長くなる?

少々、専門的な言葉も出てきてしまいますが…

適切なストレッチをすると、
筋繊維の末端に新しい筋節が増える事で
筋肉は長くなると言われてます

筋肉が長くなる事を
例え話にすることは非常に難しいのですが…

ストレッチをすると筋肉は長くなる!

と、覚えて頂ければ大丈夫です!

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詳細のご質問が多い場合は
改めてコラムを書かせていただきます(;^_^A

「体が硬い」状態には
本文にもありましたように、
実は2種類ございまして…

体が冷えていて「体が硬い」状態と
筋肉が短くて「体が硬い」状態があります

文中、私自身も施術中に
「筋肉はゴムのような組織」と
例える事がある事をお伝えしましたが…

筋肉がゴムのような組織だとしても
元々のゴムが短ければ、伸びる範囲の限界は低いですし
元々のゴムが長ければ、伸びる範囲は大きいです!

ストレッチの際は
十分な効果を得るため、筋肉を長くするためにも
準備運動をしてから、ストレッチしましょう!