「冷房病」に、ご注意を!
最近、エアコンの「冷房」が原因と考えられる
「体の冷え」や「疲労感」、「肩こり」や「腰痛」で、
ご来院される方が増えてます
このような「冷房」が原因による不調を「クーラー病」といい、
別名「冷房病」とも呼ばれています
今年の夏も猛暑日が続いておりますので
冷房の利用は絶対に必要ではありますが…
冷房病の対策はされていますか?
もし、対策をされていないようでしたら
出来る範囲から、始めてみて下さい!
冷房病の原因は?
最初に冷房病の原因について
お話をさせて頂きます
(1)寒暖差疲労
前日との気温差や、1日の最高気温と最低気温の差が
7度以上あるときに起こりやすいと言われている寒暖差疲労…
「疲労感」、「肩こり」や「腰痛」、「頭痛」などの
不調を感じる事がございます。
この気温差の「7度」と言うのは
外気温と室内の温度差にも当てはまるのですが、、、
最高気温が38度~39度も珍しくない近年の夏…
気温差が7度未満になるように
冷房の温度を調整する事は現実的ではありません。。。
しかしながら、気温差が7度以上で
「寒暖差疲労」と呼ばれる体の不調が発症する事は、
現実としてございます。
(2)血流の悪化
冷房の効いた部屋で一日を過ごすと
よほど意識をして体を動かさない限り
血の流れ=血流は悪くなってしまいます
血流が悪くなると「体の冷え」にも繋がりますし
血流が滞る事により、「肩こり」「腰痛」「頭痛」や
「疲労感」の原因にもなります
冷房病の対策は?
(1)設定温度の見直し
お仕事中などは職場環境により
難しい方もいらっしゃるとは思いますが…
可能なようでしたら
設定温度は27度前後がおススメです。
本来、夏場に快適に過ごせる温度は
25度~28度と言われています
人により、暑がりの方や、
寒がりの方がいらっしゃいますので
ご自身に合わせて多少の調整はOKですが…
可能なようでしたら、
エアコンの設定温度を27度前後に
調整する事をお勧め致します。
(2)風向きの調整
エアコンの風が、体に直接あたることは
お勧めできません。
可能なようでしたら、風向きを変え
エアコンの風が、直接当たらないように
調整する事をお勧め致します
(3)衣服の調整
コチラは対策をされている方も多いかと思いますが…
エアコンの温度設定や、
風向きの調整が難しい方は
衣服により、体が冷えないように
調整する事をお勧め致します
(4)体を温める
夏場は冷たい物を口にする事も多く
お風呂もシャワーで済ませる方が多いかと思いますが…
冷房の効いた部屋にいる事が多い方は
出来れば体を温めるためにも
温かい物や、体温が上がる食材を食べ
お風呂にも入り、体を温める事をお勧め致します
(5)軽い運動をする
エアコンの効いた部屋でも大丈夫です!
激しい運動でなくでも大丈夫です!
体を温め、血流を改善し、
自律神経を整えるためにも
ぜひ、軽く汗ばむ程度の運動を
生活習慣に取り入れましょう!
まとめ
「冷房病」という言葉、
皆さんは聞いた事がありましたか?
なんとなく
「夏場はエアコンでも、疲れが出るんだよな~」と
感じている方は多いかと思いますが…
今回、ご紹介のように
クーラー病、冷房病という名前が付けられる位
夏場のエアコンは不調の原因になります!
もちろん、だからと言って
エアコンを使用しない…
冷房を使わない事は、命にかかわりますので
夏場のエアコンは絶対に必要ですが…
上手に対策を取る事で
出来る限り元気で、快適な冷房生活を送りましょう!
適応範囲です
冷房病による、疲労感の改善や
肩こり・腰痛・頭痛の改善は、整体の適応範囲となります
職場環境や生活環境により
ご自身での対策が難しい方は、お気軽にご相談ください!